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「ミサの卵管がん闘病記2015」
連載12~ 全摘は絶対イヤ!


悔しくて、悲しくて、困まりはてて… どうしたらいいかわからず、オイオイと涙を流しながら病院から帰りました。
後にも先にも、涙を流したのはこの時だけでした。このずっと後、術後に病理検査の結果が出た時には、腹が据わっていてサバサバしていたのです。

「ヒドイ医者が~ 全摘しろって言ってる~、全摘なんて身体に悪いに決まってる!!」
婦人病は全摘よりも食生活が大事という “宗教” を信じ込んでいた私は、「全摘」という所にだけ過剰に拒否反応していました。
半年間の食事療法の頑張りを否定されたことも、自分の健康に過剰な自信を持っていたことも、影響していると思います。
何よりも自覚症状がまったく無く、毎日水泳をして健康そのもの。どう考えても全摘するような大きな病気になっているとは思えませんでした。

きっと、もっと良い医者がいるはずだ!
片方の卵巣摘出だけでも、大丈夫なはずだ!
何しろ「がん告知と気がつかなかった」ぐらいですから、トンチンカンな訳です。

よし「セカンドオピニオン」だ!
この段階では、正しいセカンドオピニオンの意味も知らないまま「全摘に反対してくれる医者を探そう」と、また翌日からネット情報を集めはじめました。
しかし、検索すればするほど、自分の過ちに気が付き始めることになるのです。

#ミサの卵管がん闘病記2015 #卵管がん #卵巣がん #原発性腹膜がん #ブログ
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